11日間寝なかった高校生

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「あなたは何時間起きていられますか?」

多くの人は24時間、48時間、あるいは最大でも72時間と答えるのではないでしょうか?

それくらい起き続けるということは大変なことだと思います。

しかし、世界は広いものです。

不眠の世界記録を調べたら…

信じられないほどの猛者がやはりいました。

その名前はランディ・ガードナー。

不眠記録は11日と25分。

記録達成時は高校生だったそうです。

記録への挑戦

ある日、ガードナー君は冬休みの自由研究の題材として「寝ない記録をつくる」というテーマを思いつきました。

そして、思い立ったらすぐ行動!

彼は2人のクラスメートと睡眠学者のウィリアム博士立ち会いのもと、不眠記録に挑戦したのです。

友達だけでなく、学者も呼ぶところはしっかりしてますね(笑)

挑戦中の様子

ウィリアム博士の報告によると、不眠による影響は思ったほど出なかったとあります。怠惰や疲労による気性の変化はあったものの、発狂するには至らなかったと記録されています。

一方、挑戦に立ち会った友人は「彼の認識力は劇的に低下し、行動にも大きな影響が出た」と語っています。

普段ラットで実験を繰り返している研究者的には不眠の影響は軽微と感じたようですが、いつも一緒に行動している友人から見れば「いつもと全然違う」と感じたのでしょう。


また、こんな記述も残られています。

挑戦11日目。

ガードナー君は100から逆に数を数えるように求められたとき、65までしか数えられず、「私は何をしているんだっけ?」と言いったそうです。

確かに普通の状態であれば100から1まで数えることはそんなに難しいことではないと思います。

しかし不眠11日目に100から65まで数えられるのは凄いことですよね?

だから研究者としては「思ったほど不眠の影響はなかった」と結論付けたのではないでしょうか?


記録達成!とその後の彼

このように、3人の立ち会い人のもと、ガードナー君は11日と25分起き続けるという記録を樹立しました。

記録達成後、彼は14時間40分寝続けたあとに普通に起きたといいます。

そして、その次の日は10時間半の睡眠。

後遺症などは何も残らなかったそうです。

恐るべきガードナー君の体力と回復力ですね。

最後に

このガードナー君の記録ですが、残念なことにギネス記録には載っていません。

理由はこの記録を破ろうとする人が健康的な問題を抱えるリスクが高いからだそうです。

妥当な判断だと思います。

皆さんもこの記録を破ろうなどとは考えずに、毎日しっかりと睡眠をとってくださいね。

おしまい


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Ryuichi

4歳と1歳の二児の父。
会社員として働きながら、ブログを通して皆様に役立つ情報を発信していきます。

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