ヒアリが東京上陸 刺されるとアナフィラキシーの可能性も

ニュース

2019年10月、東京都江東区青海ふ頭で50匹を超えるヒアリの女王アリが見つかりました。政府は21日、関係閣僚会議を開き、管官房長官は「我が国へのヒアリの定着を阻止するため、政府一丸となって取り組む」と述べるなど、ヒアリ対策を強化する方針を示しています。

しかし、すでに日本に多数のヒアリが上陸してしまっていることも事実です。もしヒアリに刺されてしまったらどのように対応すれば良いのでしょうか?

今回はヒアリの特徴および刺されたときの対処法を紹介します。

ヒアリとは

http://gairaisyu.tokyo/species/danger_15.html

ヒアリはもともと南米に生息しているアリで、毒と強力な針を持っており、世界の侵略的外来種ワースト100にも選出されている昆虫です。日本では2017年以降、6都府県で発見されており、すでに被害者も出ています。また、アメリカではヒアリに刺されたことによるアナフィキラシーショックで30人以上が死亡していると言われており、別名殺人アリとも言われています。

ヒアリに刺されたら

死亡することは稀ということですが、死者が出ている以上、刺された時の対処法は知っておくべきです。症状によって対処法も異なりますので症状と対処法を併せて紹介します。

症状

刺された時の症状は人によって様々です。刺された瞬間は激しい痛みや熱いと感じることが多いようです。

症状が軽度の人は次第に患部に痛みや痒みが発生し、半日程度経つと膿が出てきます。症状が中度になると腫れが全身に広がり痒みを伴うじんま疹がでます。さらに重症になるとじんま疹だけでなく、息苦しさや呼吸困難、動悸、めまい、意識障害を起こします。

この場合、アナフィキラシーショックを引き起こす可能性もありますので早急に処置をする必要があります。

処置方法

ヒアリに刺されたらまずは安静にし、体調に変化がないかを観察します。20~30分経過しても体調に変化がない場合は、ゆっくりと病院に受診する程度で大丈夫です。

体調が悪化した場合はアナフィキラシーの可能性があります。急いで緊急受け入れのある病院へ向かい治療を受けましょう。特にハチ毒アレルギーを持っている人はリスクが高まるので注意が必要です。

まとめ

現在、政府が本腰を入れて対応にあたっていますが、ヒアリの侵略を止めるのは難しいかもしれません。ですので、我々は自分自身を守るために、刺された時の対処方を知っておく必要があります。

確かにヒアリは毒を持っていますが、刺されたことによって命を落とす確率は高くありません。ですので、もし刺されてしまったも落ち着いて行動するように心がけましょう。

おしまい


コメント

Profile

Ryuichi

4歳と1歳の二児の父。
会社員として働きながら、ブログを通して皆様に役立つ情報を発信していきます。

ご意見・ご質問などございましたらお気軽にご連絡ください。

Ryuichiをフォローする
タイトルとURLをコピーしました