台風19号のハギビスに続き、今週は台風20号のノグリーも発生しました。では、台風21号の名前は・・・?
と言うことで、今回は台風21号以降の名前を一気に先取り公開します。
※台風の発生場所によっては、別の名前がつくこともあります。
ノグリーの次は?
ノグリー以降の台風名は以下の通りです。
- ブアローイ(台風22号)
- マットゥモ(台風23号)
- ハーロン(台風24号)
- ナクリー(台風25号)
- フンシェン(台風26号)
- カルマエギ(台風27号)
- フォンウォン(台風28号)
- カンムリ(台風29号)
- ファンフォン(台風30号)
- ヴォンフォン(台風31号)
※年が変わったタイミングで台風1号に戻ります。
カンムリは何となく日本語っぽいと思ったあなた。
正解です。
カンムリは日本が命名した台風です。他にもコイヌ、ヤギ、ウサギ、カジキ、クジラ、コグマ、コンパス、トカゲ、ヤマネコなども日本が命名しています。
次の台風の名前が分かる理由
「なんで未来の台風の名前が分かるの?」と思った方。
いい質問ですね。
それは台風の名前は予め決まっているからです。
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html
つまり、14ヶ国からなる台風委員会がそれぞれの国から台風の名前を持ち寄って台風の名前を予め決めていたのです。
それで日本からはコイヌとかヤギという名前が選ばれたと言うわけです。
「誰がそんな名前決めたんだ!?」
と言いたくなるのを我慢してさらに説明すると、各国から集まった台風の名前は計140個になりました。
そしてその140個の言葉に順番をつけて今後発生する台風の名前にすることにしたのです。
141個目の名前は?
「じゃあ、141個目の台風の名前は決まっていないの?」と思ったあなた。
またまたいい質問ですね。
答えを先に言ってしまうと、141個目も既に決まっています。140個目の次はまた1個目に戻るのです。
台風は1年で約25個発生しますから、約5年に一度同じ名前の台風が生まれることになります。
気象庁のホームページには140個すべての名前が載っているので、さらに先の台風の名前を知りたい方は以下のリンクから確認してみてくださいね。
おしまい
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