昨今、子供が行方不明になったというニュースが多いですね。
私にも4歳と1歳の子供がいるので他人ごとではありません。
外出先でたった数分子供がいなくなっただけで、生きた心地がしなかったという経験のある親御さんも多いのではないでしょうか。
今回は「迷子にさせないために事前にやっておくこと」、そして「迷子になってしまった時の対応方法」についてお話します。
事前準備
まずは家でも出来る事前準備です。
迷子自体をなくすことは出来ませんが、事前準備をしておけば実際に迷子になったときの対応が全然違ってきます。
小さい子供を守れるのは親しかいません。面倒くさがらずにしっかりと準備を心がけましょう。
1. 迷子になったらどうするかを決めておく
まず大切なことは迷子になった時にどうするかを親子で予め決めておくことです。
細かい内容は親子で話し合って決めれば良いと思いますが、最低でも以下の2点は子供に伝えてあげると安心です。
- 迷子になったら動かないということをルール化しておきましょう。特にショッピングモールなどでは「迷子になったら、絶対に別のフロアに行かない」などと決めておくことをオススメします。格段に探しやすくなります。
- 周りの人に助けを求めるということも大切です。ただし昨今は誘拐事件も多いので、「誰に助けを求めるか」も決めておくと良いと思っています。
2. 迷子になった時の状況を実際に体験しておく
子供は私たち大人が思っている以上に賢いものです。
迷子になったときにどうすれば良いかを予め伝えておけば、実際に迷子になった時も教えどおりに動ける子供も多いでしょう。
しかし、「聞くだけ」よりは「実際に体験する」方が子供も理解しやすいはずです。
ですので、日常の遊びの中で「迷子ごっこ」をして、迷子になったらどうするかを体験させておくことで、実際に迷子になったときも適切に行動出来るようになります。
3. 外出するときは目立つ服を着せる
簡単に出来て案外大切なのがこれです。
大勢の人がいる場所に行くときは、一目で分かる格好をしているだけで格段に子供を見つけやすくなります。
上記の写真は公園に子供を連れて行った際の写真です。
迷子になった時のことばかり考えても仕方がないですが、明るい色のTシャツを着せるくらいの工夫はしても良いと思います。
これなら子供が遠くに行ってしまっても一目で分かりますよね。
また、もし迷子の捜索をお願いする際も「オレンジのTシャツを着た4歳の男の子」と言う放送をしてもらえば、周りの人もすぐに分かります。
たかが服装、されど服装。
ちょっとした工夫で事前に迷子対策をしておきましょう。
【プラスワンポイント】
子供のポケットの中に親の携帯番号が書かれたメモを入れておくのも有効です。迷子になったらお店の人にそのメモを見せるように伝えておけばお店の人が電話をかけてくれるでしょう。
子供が迷子になったときの対応法
とは言っても事前準備だけで１００％迷子が防げる訳ではありません。
実際に迷子になってしまったら、親はどのように行動すればよいのでしょうか？
1. まずは落ち着いて周りを探す
まずはあなた自身が落ち着きましょう。急に子供がいなくなったら生きた心地がしないのもわかりますが、まずは深呼吸をして冷静に考えられる状態を取り戻すことです。
近くに子供が好きそうな場所はないか考えてみてください。おもちゃ売り場などはないでしょうか。自分の子供が一人で行きそうな場所を想像して周囲を探してみましょう。
2. 周りに助けを求める
時間が経てば経つほどあなた一人で子供を見つけるのは難しくなります。広いショッピングモールで携帯電話のない友人を探すのを想像すればどんなに大変かがわかるでしょう。
ですので、少し探していなかったら早めに周りに相談しましょう。特にキャンプ場などの屋外の場合は初動の遅さが致命的になることもあります。
放送で迷子のお知らせをすることもあるので恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、子供を守れるのは親のあなただけです。
面子など気にせずに周りに助けを求めましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
子供の迷子を防ぐには事前準備と適切な事後対応が必要です。
【事前準備】
- 迷子になった時の対処法を事前に話しておく
- 迷子になった時の対処法を遊びの中で学んでおく
- 外出するときは目立つ服を着せる。
【事後対応】
- まずは落ち着いて周りを探す。
- 少し探していなかったら早めに助けを求める。
何度も言いますが、子供を守るのは親のあなたです。
迷子対策をしっかりして、家族で楽しい時間を過ごしてくださいね。
おしまい
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