今回は日本では考えられない裁判の判決を紹介したいと思います。
舞台はフランス、パリ。
一人の男性会社員が出張中に初めて会う女性と性交渉を持ち、その最中に心筋梗塞で亡くなってしまいました。
何とも恥ずかしい最期です。
日本だったら遺族は恥ずかしくて外出出来なくなってしまうかもしれません。
しかしこの遺族は違いました。
「出張中に他の女性と関係を持った結果、亡くなってしまったのは会社に責任がある」と出張し、労災の認定を求めたのです。
そして判決は…
パリの裁判所は11日、出張中に見知らぬ女性と性交渉をした男性が心筋梗塞で死亡したことをめぐり、この男性が勤めていた企業に賠償責任があるとの判決を出した。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/49671528%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAZ6mqfH1g9Cxcg%253D%253D
なんと裁判所は労災を認定してしまいました。
しかも判決の理由は日本では絶対に考えられないものでした。
性行為は「シャワーを浴びたり食事をするのと同じ」、普通の活動だと主張。パリの控訴院はこの考えを支持した。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/49671528%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAZ6mqfH1g9Cxcg%253D%253D
つまり、裁判所は「基本的に出張中の全期間に対して会社は責任を負っており、それは見知らぬ女性との性交渉中も例外ではない」と判断したのです。
国によって考え方に違いはありますが、こういった判決を聞くと改めて文化の違いの怖さを感じます。
出張中に風俗に行って会社の責任になるなんて、日本では考えられません。
ましては、裁判を起こすなんて…
しかも勝ってしまうなんて…
日本の常識が世界の常識とは限らない。
今回はそれを再認識する案件となりました。
おしまい
コメント